土曜日
退院して3日の朝。
来ちゃった…陣痛!
陣痛ってどんな感じか分かるかな〜なんて思ってたら、そりゃ〜分かったわ。
朝5時から始まって、余裕かまして朝食食べて…間隔短くなってきて病院着いたのが8時過ぎ。
準備室で待つ事二時間…10時半には分娩台へ…。
『あら〜。すごいわ〜!早いわ〜。初めてだとは思えないぐらい。すごい!すごい!産まれるわよ〜』
すごいを連発されても本人はそれどころじゃない。
赤ちゃんは出そうなのに陣痛や張りが弱い。
ラスト!のところで止まっちゃう。でも、赤ちゃんの呼吸が弱まってる!もう出してあげなきゃ!
って事で、二人がかりで吸引。男の先生が一人、お腹に乗って押す!押す!押す!
『先生に負けないようにいきんで!』って言われるけど押される勢いで苦しくて、どう力を入れていいかわからない…
陣痛が微弱だったみたいで、先生もお腹張ってないよ!と言いながら押してた。赤ちゃんの呼吸にアラームなっちゃって、もう緊急帝王切開になるのかも…それでもいいから出してあげて!!と思ってたら…出てくれた…
臍の緒が首と体に巻いていたから、余計に苦しかったみたい…でもすぐに泣いてくれた…良かった。
2006年10月28日 11:27
分娩台に上がって一時間。かなりの早業だったみたいだけど、たくさんの力をかりて、産まれてくれました。
2100グラムのおチビチャンだったけど力強く泣き声を聞かせてくれた。
パパもギリギリ間に合ってすぐに抱く事が出来ました。小さい体の体温を下げないように、タオルでたくさん巻いてもらって、帽子を被って…
その隙間から見える小さな顔は、少し目を開けて、パパの方を見てた。
早産の入院の時から、みんなには励ましメールや、寄せ書き、お見舞い…たくさん応援してもらって本当に感謝。
今は保育器だけど、しっかり大きくなるように頑張ってる。まだ呼吸をおさぼりしちゃうときがあるから、酸素を入れて練習。
あたしの体に負担かけないように、早い時期に、短時間で産まれてくれた…
まだお腹でゆっくりしててもいい時期だったのに、早いうちから自分で頑張ってる。
きっと、頑張り屋の優しい男の子だね。
産まれて来てくれてありがとう。